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担当者が知るべきWordPressのSEO事例と7つのメリット

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企業や個人で今から、SEO施策を行おうとする方が、気になるのが「WordPress」がSEOに効果のあるプラットフォームなのか?という点ではないでしょうか?

結論から言えば、WordPressを使ったからといってSEOが上手くいく保証はなく、他のCMSよりもSEOにおいて有利であるとは言えません。

しかし、オウンドメディアでSEO施策に成功し、月間10万PV以上を集客している企業が使っているCMSは、ほとんどWordPressです。なぜなら、HTMLやCSSの知識が不要で、集客にかかせない「デザイン(テーマ)」や「機能(プラグイン)」が無料で提供されております。

そのため、ホームページデザインやプログラムに関する高度な知識がなくても、ユーザーに支持されるデザインと機能をWEB担当者自身で、カンタンに実装することができるので、スピード感を持ってコンテンツ制作に集中できるので、WordPressは、SEOにおいて結果を出しやすいプラットフォームなのです。

本日は、WordPressを使って、すでに5年近くSEOを行っているforUSERS株式会社のプロのコンサルタントの筆者が、WordPressを使ったSEO施策と事例について詳しく解説いたします。

WordPressでSEOを開始したら半年~1年は待とう!それまでは記事を更新を続ける!

まず、これからWordPressでSEO施策やオウンドメディアを検討している方が気になるのは、SEOの効果がどの程度で現れることだと思います。結論から言えば、狙ったキーワードでGoogleの検索結果の1ページ目に出てくるのは、半年から1年程度かかります。

ゼロからWordPressでサイトを立ち上げるより、公式サイトやECサイト配下にWordPressを設置して、同じドメインで運営した方が、Googleに強く認識されているドメインのため、SEOの上りが早くなります。それでは2つの事例を紹介しましょう。いずれも、筆者が執筆しているホンモノの事例になります。

◆ゼロからドメイン取得し、WordPressでSEO10位以内に入るまで

まず、筆者が実際にWordPressを使って立ち上げた飲食店向けに書いたオウンドメディアの事例を紹介します。月間平均検索数が170というスモールキーワードにも関わらず、SEO10位以上に入るまでに6ヵ月かかっており、未だ1位を獲得できておりません。

キーワード「飲食店 確定申告」月間平均検索数170
SEOで10位内を取得するのに170日(約6ヵ月間)かかった

確定申告前に飲食店経営者が絶対に押さえておくべき4つのポイント

◆美容室の公式サイト配下でWordPressで1位をとるまで

次に、筆者のクライアントの美容室の公式サイト配下でWordPressでオウンドメディアを立ち上げた事例を紹介します。先の事例に月間平均検索数がミドルキーワードにも関わらず、比べてSEOの効果が早く表れており、1年をまたずミドルキーワード「美容業界」で1位を獲得した事例です。

キーワード「美容業界」月間平均検索数1000

SEOで10位内を取得するのに90日(約3ヵ月間)かかった
SEOで1位を取得するのに212日(約7カ月間)かかった

【2019年版】美容業界を現役のプロが徹底解説

WordPressでゼロか開始しら事例と、公式サイト配下でWordPressでオウンドメディアを開始した事例の2つを紹介しましたが、やはり公式サイト配下で始める方がSEO順位の上りは早くなります。SEOの順位がどれくらいで上がるかは、下記の記事で事例を交えて解説しているので、この記事を合わせてご覧ください。

参考記事:「順位上がってきた!」と実感する!SEOの効果が出るまで期間は?

WordPressを使ってSEO施策が成功した大手オウンドメディアの2つの事例

では、次に大手企業担当者向けに、WordPressを使った大手のオウンドメディア事例を紹介します。今から紹介するのは筆者が実際に立ち上げ、ライティングまで行った大手のWordPressによるSEO事例です。

事例①Berlitz Blog(ベルリッツ・ブログ)

ビジネスパーソン向けの英会話スクール大手「Berlitz」が運営する英会話に関するお役立ちブログです。当時ベルリッツのマーケティング担当だった筆者がゼロからWordPressで立ち上げました。

◆Berlitz Blog

上記画像引用先:Berlitz Blog

記事数:120記事程度
ターゲット:BtoC(ビジネスパーソン)
ドメイン:新規ドメインにて2015年1月より開始
月間PV:非公開(Ahrefsの調査結果よると約100万PV)
CMS:WordPress
テーマ:Xeory(セオリー)カスタマイズ

2014年1月より、筆者が実際に記事を書いたオウンドメディアです。WordPressを使っているため、従来のHTMLベースのコンテンツと違い、WEBデザイナーやマークアップエンジニアに依頼する必要がなく、マーケティング担当者が記事を書いて、すぐに公開できるという強みがあるのを当時は強く実感しました。

また、使っているテーマが当時、コンサルティングを受けていたバズ部の「Xeory(セオリー)」ベースのテーマであるため、長文であっても読みやすいフォントを利用しているのが特徴です。

事例②ebisumart media(エビスマートメディア)

ECサイトの運営や構築、あるいは決済やフィンテックに関するBtoBに関するお役立ちブログ。筆者の15年以上のEC及びインターネット経験に基づき、ECやインターネット業界において、よくある疑問や不安について解説したオウンドメディアです。

◆ebisumart media

上記画像引用先:ebisumart media

記事数:170記事程度
ターゲット:EC関係者・EC事業者
ドメイン:公式ドメイン配下にて2015年10月より開始
月間PV:非公開(数十万PV)
CMS:WordPress
テーマ:ハミングバード

2015年10月より、筆者がゼロから立ち上げたBtoBのオウンドメディアです。SEOで「EC」に関するあらゆるキーワードで上位を独占し、日本全国のEC関係者が一度はこのメディアを通過する状況を作り上げました。すでに筆者はebisumart mediaの運営会社のインターファクトリー社を退職しましたが、その後も筆者が執筆を続けています

WordPressでオウンドメディアを実施するにあたっての問題が、公式サイトのサーバーには、セキュリティ対策の一環で、PHPファイルの設置ができないことです。そのためPHPで作られているWordPressを公式サイト配下で使えないという事態になりました。

しかし、「リバースプロキシ」というサーバーサイドの設定を利用することで、公式サイトとWordPressのサーバーを分けて、しかもユーザーからの見た目は同じドメインにすることが可能になり、リバースプロキシを使って運用しており、その後の効果測定でSEO状況においても全く問題がないことが証明されました。

WordPressでオウンドメディアを立ち上げる7つのメリット

それでは、WordPressでオウンドメディアを立ち上げるメリットを7つ解説します。いずれも筆者の実体験に基づくものです。

メリット①コーダーやWEBデザイナーが不要。マーケ担当者が自分でブログデザインを設定できる

通常の企業サイトであれば、専用のCMSを利用したり、あるいは静的HTMLによってサイトが作られております。

ですから、WEB担当者は構成や文言のまとめたドキュメント(ワイヤーフレーム等)作って、それをWEBデザイナーやマークアップエンジニアに渡して、ページが作られるため、ページを作るための制作日数も予算も非常にかかります。

しかし、WordPressが導入されていれば、コンテンツをWEB担当者自身で作成することができ、コンテンツを公開するための特別なスキルや技術が必要ありません。企業ブログに使う挿絵や表も、パワーポイントやエクセルで作ったものをキャプチャーすれば事足ります。

また、WordPressであればTOPページやカテゴリーページ、詳細ページなどブログ全体のデザインを、公開されている多くの「無料」と「有料」のテーマから自由に選び、数秒でガラっと作り変えることが可能です。

下記のWordPressの画面をご覧ください。テーマの変更は下記から好きなものを選んで終了です。また、新しいテーマを自由にインストール可能です。

◆WordPressのテーマ(デザイン)を変更する画面

 

メリット②やりたいことがカンタンに実現できる

WordPressには世界中でプラグインが日々開発されており、それらの多くが無料でカンタンに実装することができます。そのため、マーケ担当者が実現したい「機能」・「デザイン」を自分一人の力で実現させることができます。下記の画面をご覧ください。WordPressの管理画面でボタン一つで新機能をインストールできます。

◆WordPressの管理画面でプラグインをインストールする画面

「All in One SEO」といった、WordPressでSEO施策するために必要なプラグインも自由に利用することができますし、その設定方法はあらゆるブログで公開されております。筆者がおススメするのは下記のバズ部のブログです。

参考記事:All in One SEO Pack の設定方法と使い方(バズ部)

つまり、WordPressを利用すれば、SEOに効果があるのではなく、担当が行いたいSEO施策やユーザーのための施策がカンタンにできるために、結果としてSEOに最適なプラットフォームなのです。

メリット③WordPress経験者が多い

大企業のホームページやオウンドメディア運用であれば、専用のCMSを利用しているケースが多いのですが、WordPressは世界一のブログプラットフォームで、個人から企業まで多くの人が利用していおります。そのため、WordPress経験者が多いので、仮に自社メディアのライターを募集すると、多くの経験者が人材市場にいるはずです。

また、WordPressである程度経験することで、就職市場ではスキルセットとして認められます。なぜなら人材の募集条件に「WordPressの経験1年以上」などをよく見かけるため、単に仕事のためではなく、WEB担当者のご自身のためにもWordPressを経験すべきだと言えるでしょう。

メリット④世界中、日本中でSEOで成功した実績がある

もはや、2020年のSEOの主流は「オウンドメディア」などのブログ型の記事です。そしてオウンドメディア成功している企業の多くが、WordPressを利用しております。

そのため、これからSEO目的のオウンドメディアを実施する場合、ベンチマークすべき企業が多くおり、参考に取り入れやすいメリットがあります。例えば、競合のオウンドメディアを見て、ブログデザインから使っている「テーマ」や「プラグイン」などもある程度わかりますし、自社にも取り入れやすいでしょう。

メリット⑤大手や競合ブログの成功事例を取り入れやすい

大手や競合会社の多くはブログやコンテンツマーケティングにおいてはWordPressを導入しております。そのため、大手や競合のブログで「この施策はうちにも取り入れたい!」というものが、すぐに自社のブログに取り入れることが可能なのです。

例えば、アイコンで話しかけている風のデザインであったり、スワイプについて行く追跡型のバナーなどはプラグインが提供されておりますし、大手企業でもブログテーマは市販のものを使っていることも多く、すぐに自社で取り入れることができます。

メリット⑥最新のアップデートが無料で受けられる

WordPress本体やプラグインは頻繁にアップデートが行われます。その理由は主に2つです。

①機能拡張のため
②セキュリティ対応

このアップデートは、無料でかつカンタンに行うことができるので、メディア担当者は常に最新のモジュールをダウンロードして、アップデートすることができます。

ただ、私の経験ですと多くの企業のWordPressが最新の更新をしておらず、古いまま運用しているケースがあります。WordPressやプランニングを更新しないとセキュリティホールが生まれる可能性があるので、ファイルをマメに更新する必要があります。

メリット⑦オープンソースでカスタマイズがカンタン

WordPressをカスタマイズして、自社独自の機能やデザインをすることもカンタンです。管理画面でCSSやJSなどのプログラムを編集することもできますし、WordPressをカスタマイズを行っている業者も数多く存在します。

ただし、後述しますが、WordPressをカスタマイズすると、最新のWordPressに更新しにくくなるデメリットもあるので、カスタマイズの際には、WordPress本体のカスタマイズを行わないように気をつけないといけません。

WordPressを導入したら、セキュリティ対策が必要!なぜなら「ハッキングされやすいプラットフォーム」だから!

WordPressの最大の弱点はセキュリティが脆弱であることです。これは決して他人事ではありません。筆者のクライアントが3回もハッキングされたことがあります。しかし、多くの場合は「サーバー選び」をしっかり行うことで90%は防げるでしょう。

WordPress導入するならセキュリティに優れたサーバーを選ぶ

筆者が推薦するのは「エックスサーバー」です。国内の大手レンタルサーバーの中では最もセキュリティレベルが高いのは間違いありません。筆者はエックスサーバーで運用しているWordPressは数十ブログありますが、一度もハッキングされたことがありません。このブログもエックスサーバーを利用しております。

筆者推薦のレンタルサーバー:エックスサーバー

そして、決して特定の企業の非難はしたくないのですが、下記の2つのサーバーでは、私のクライアントがハッキングされたことが複数回あります。今は改善されているかもしれませんが、今後利用しようとは思いません。

◆WordPressの改ざん・ハッキングされたことがあるレンタルサーバー

・さくらのレンタルサーバ
・ヘムテル

ハッキングの手口は非常に巧妙です。というのもサイト運営者が気がつきにくい仕掛けをしてきます。まず、クッキーを使って、「頻繁にアクセスする人」には通常のサイトを見せますが、「新規ユーザー」には改ざんされたアダルトサイトを見せます。

つまり、頻繁にアクセスするサイト運営者にはハッキングされているのに「通常のサイト」に見えてしまい、セキュリティ対策を遅らせるのです。

ですから、もしWordPressを運営することになれば、定期的にブラウザーのシークレットモードで自分のサイトにアクセスして、改ざんされていないかをチェックする必要があります。

WordPressのセキュリティ対策は「WordPressのバージョン」と「プラグインのバージョン」「テーマのバージョン」の3つを最新に保つこと

WordPressはオープンソースのサービスですが、システムの更新が頻繁にアラートが出ます。具体的には下記の3つです。

①WordPress本体の更新
②プラグインの更新
③テーマの更新

WordPressから更新を要求するアラートが下記のように出るので、すぐに更新する必要が担当者でも理解することができます。

◆WordPressが教えてくれるアラート

この更新を怠ると、サイトが改ざんされたりハッキングされる原因となるので、必ずアラートが出たらファイルを更新しましょう。ファイルの更新はボタンを押して、数秒待つだけで、技術力は必要ありません。非常にカンタンです。

リテラシーの高くない担当者だと「更新すると、サイトに不具合が出そうで怖い」という方もおりますが、WordPressの運営ではバックアップ体制が必須です。何かあったときのために下記事項を意識する必要があります。

WordPressでのバックアップ体制を構築

WordPressではハッキングやサイト改ざんがあったときや、あるいはプラグインの更新で、画面が真っ白になり管理画面にアクセスできなくことも稀にあります。そのため下記のバックアップ体制を整えておく必要があります。

◆WordPress運営で必要なバックアップ体制

・WordPressの定期的なバックアップ
・WordPressに緊急事態が発生した時に対応する人材OR業者の手配
・サーバーレベルでのバックアップ

筆者も3ヶ月に一度はバックアップをとり、何かあったときは、契約しているWordPress専門業者がいるので、サイト運営のディフェンスは完璧にしております。また、私が使っているサーバーは「エックスサーバー」はサーバー側でも自動でバックアップを生成しており、過去の状態に戻れる機能があり、非常に安心です。

導入するプラグインやテーマは最低限の数に抑える

WordPressは、カンタンにプラグインを導入して、いろいろな機能を使うことができるために、WEB担当者はついつい、多くのプラグインを入れてしまいがちですが、不要なプラグインは導入すべきではありません。

なぜならプラグインを増やせば、それだけ更新しなくてはならないプラグインを増やすことになり、脆弱性を増やすことにつながります。また、有名ではないプラグインの中には「意図しない動き」をするものもあり、プラグインを導入する際は、じっくり調査して実績のあるプラグインを導入するようにしましょう。

WordPressを導入しない場合でもSEOは上手くいくが「フォント」などのデザインがSEOに悪い影響を与える場合がある

もし、社内事情や、セキュリティ事業によりWordPressを導入できない場合も安心して欲しいのは、コンテンツの質が高ければ、企業ドメインでは成功確率が低くはありません。下記は私のクライアントですが、WordPressを使っておりませんが、ある程度SEOで上位を確保できていることがわかります。

◆クライアントのSEO状況

上記のSEO状況は一見すると「良好」に見えるが、私にしてみると「最高」な状態とは言えず、SEO1位~3位のものが少ない状況です。ちなみにドメインは上場企業のドメインであり、コンテンツの質は、SEOライティングのプロの筆者が書いており、どちらにも問題はない。

SEOが1~3位に上がりきらない問題の原因はフォントにあると筆者は考えています。その企業は「ゴシック体」でブログが書かれており、非常に可読性が悪く長文に向かないのです。ブログでは「明朝体」など可読性に優れたフォントを使うべきなのです。

×ブログに向かない「ゴシック体」
○ブログに向いている「明朝体」

上記の説明は下記のサイトから引用しました。フォントを理解するのに最適な記事なので、WEB関係者であれば、必ず一読してほしい記事です。

上記画像引用先:書体の使い分け

話を戻しますが、クライアントのサイトがWordPressであれば、利用しているフォントを全ページにおいて一瞬で変更することが「テーマ」変更によって可能ですが、HTMLベースの静的サイトであるために、フォント変更が難しいのです。そのため、長文コンテンツが非常に読みにくく、SEOを阻害していると筆者は考えているのです。

WordPressでSEOを行うなら導入すべき「テーマ」と「プラグイン」を紹介

WordPressでは、無数のテーマやプラグインが出ているために、逆にどれを入れていいのかわからないかもしれませんが、筆者は最低限で良いと思っております。

WordPressで筆者が最もおススメするテーマはバズ部の「セオリー」

ここで言うテーマとはWordPressサイトのデザインテンプレートのことです。数あるテンプレートの中から筆者が推薦したいのは、「Xeory(セオリー)」です。なぜならSEOで上位に達成するための文章には3,000文字は必要となり、必然的に長文となります。

その長文でフォントが非常に読みやすく、上品だからです。今、読んでいるこの記事も「Xeory(セオリー)」のExtensionという無料のテーマ使っています。

Xeory-無料WordPressテーマ

「Xeory(セオリー)」には「Base」と「Extension」の二つがありますが、Baseの方がシンプルで、設定もカンタンなので、これから始めるかたにはBaseを強くおすすめします。Extensionは筆者のようにWordPress経験がある方向けで、もし、Baseでの記事が50記事を超えたころにExtensionを検討してもいいかもしれません。

なお、Xeoryにはデメリットもあります。運営していると気づかない程度ですが、細かいバグも存在する点です。しかし、それも年に数回のアップデートでゆっくりですが改修されている印象ですので、これからはじめる方の障害にはならないと思います。

WordPressで絶対に入れるべきプラグインは下記の3つ

WordPressを運用する場合は、先ほども解説したとおり導入するプラグインを最低限の数にするのがポイントです。筆者は下記の5つだけで良いというスタンスです。

①Classic Editor

最新のWordPressのエディターはかなり使いづらくなっており、クラシックバージョンに戻してくれます。WordPressに触ったことがないという方にも必須です。

②TinyMCE Advanced

記事投稿画面で、文字に色をつけたりアンダーラインをつけるなどのエディターで、SEO上位のコンテンツを作るために、文章の見やすさを追求するなら、絶対に必要なエディターです。

ただし、WordPressの運営が進みフェーズが変わり、SEOの効果が出てくると下記のプラグインも必要になってきますので、あわせて紹介いたします。

③Akismet Anti-Spam (アンチスパム)

記事が増えると、コメント欄に海外からのスパムコメントが多くなってきます。そのため、このプラグインを導入し、スパムコメントを除去します。利用には登録が必要で、APIキーを取得する必要があります。

④Really Simple SSL

WordPressで作ったサイトをSSL対応するためのプラグインです。SEO対策を完全にするためにはSSL対応は必須です。なぜなら、SSL対応していないサイトは、URLバーに「信頼できないサイト」という文言が表示され、ユーザーがサイトを敬遠する可能性があるからです。

⑤Contact Form 7

SEOに効果が表れ、集客が可能になったら、フォームを設置して自社サービスへの問い合わせを促すための、カンタンに設置できるフォームです。本格的なフォームではないので、多少デザインは「カッコ良くない」ですが、費用をかけずに、個人情報の取得から返信メールの設定まで可能です。

ちなみに多くの人が必ず使っている「All in One SEO」ですが、昨今のアップデートで改悪になり、非常に使いずらくなったので、筆者はおススメしておりません。All in One SEOの機能はテーマが持っていることが多く、無理して導入する必要はありません。

この他にもWordPressによる、オウンドメディア運営に助かる有名プラグインは多数ありますが、ここでは最低限のプラグインのみを紹介しました。いずれにせよプラグイン導入前は入念に調査した上で、実績があるプラグインのみを導入するようにしてください。

まとめ:WordPressはSEO施策には最適だが、重要なのはコンテンツの質と情熱!

WordPressがSEOに効果的とは言えませんが、SEO施策をするためにマーケ担当者やWEB担当者が、自分でデザインから昨日まで手軽に調整できるので、結果としてSEO施策に最適なプラットフォームと言えます。

また、SEOで結果を出すための情報がWEB上で多く公開されているのもメリットです。

ただし、WordPressというプラットフォーム以上に大切なのは、質の高いコンテンツを作ることと、それを継続するための担当者の熱意です。

それなくしては、SEOで成功することはありません。

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