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ECサイトで行うSEOはブログ形式が最も良い3つの理由

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ECサイトの運営者であれば、ECの売上を高めるためのWEBマーケティングの一環で、SEO対策を検討しているのではないでしょうか?

ECサイトのSEO施策は商品ページで行うのではなく、ブログをECサイトに設置し、ブログ記事でSEO上位を狙うべきです。それは下記の3つの理由によります。

①商品ページでSEOを行うと、キーワードが限定される
②SEO検索順位上位は「ブログ形式」記事が多い
③商品ページでSEOを行うと、文字数が増えるため注文数が減る

そして、なにより商品ページでは訴求しにくい商品以外のことも、ブログでは文章で心行くまで訴求できるため、ECサイトに影響されずにSEO施策がしやすいという大きなメリットがあるのです。

本日は、SEOで高い実績を上げ続けているプロの筆者が、ECサイトで行うべきSEO施策について、詳しく解説いたします。

SEO上位を狙うならブログをECサイト内に設置しよう!

まず、ECサイトのSEOを、ECの商品ページで対策しようと考えている方が多いと思いますが、下記の図のようにECサイトのSEO施策は、ECサイトと同じドメインでブログを設置し、ブログを運営するのが正しいSEO施策と言えます。

◆ECサイトにブログを設置するイメージ

その理由は3つあります。

ECサイトのSEOをブログで実施すべき3つの理由

理由①商品名やカテゴリー名のキーワードは大手ECサイトに勝てない!

例えば、健康食品を扱うECサイトで「青汁」などを販売しているのであれば、商品名やカテゴリーページは「青汁」になります。実際に「青汁」で検索すると、大手の青汁のECサイトが検索結果の上位を占めております。

◆「青汁」と検索した検索結果

青汁の単ワードで検索

また、下記をご覧ください。USB扇風機という「カテゴリー名」で検索した結果ですが、Amazonやビックカメラ、楽天市場などの大手サイトがSEO上位を独占しております。

◆「USB扇風機」で検索したGoogleの検索結果

このように、「USB扇風機」と検索しても、以下のように大手のECサイトががほとんどです。

「商品名」や「カテゴリー名」でSEO上位に来るのは「Amazon」や「楽天市場」あるいは「ZOZOTOWN」などのショッピングモールや大手企業のECサイトのページが多く、これらの有名なショッピングモールや大手企業はドメインがSEOに非常に強いため、中・小規模のECサイトがSEOで勝つのは、かなり難しいでしょう。

このように、単ワードでは大手のECサイトが上位を独占しており、中小のECサイトがここに割って入るのは結構難しいことと言えます。

理由②「おなやみキーワード」の検索順位上位は「ブログ形式」記事が多い

しかし、中小のECサイトが勝負できるキーワードもあります。

下記のような「お悩みキーワード」であれば、Amazonや楽天市場が弱いところで、なぜならショッピングモールにはオウンドメディアがないため、これらのキーワードでSEO上位にくるのは、ブログ形式の記事であることが多いのです。

◆「オフィス 暑い 対策」でGoogle検索

ですから、中小企業ののECサイトこそ「お悩みキーワード」で、SEO対策すべきなのです。そしてお悩みキーワードでSEO対策するには、商品ページではなく、ブログ形式の記事が必要になります。

もう一つ例を出します。

例えば下記は「青汁 効果」と検索した画面ですが、ECサイトの商品ページやカテゴリーページは検索結果に出てきません。

◆「青汁 効果」と検索

青汁効果と検索

このようにブログ形式の記事がほとんどです。

そして健康食品であれば、これに加えて、下記のようなお悩みキーワードでもSEOの上位を狙って売上を高めるべきです。

◆健康食品の会社が狙いたいお悩みキーワード

・野菜不足
・野菜不足 改善
・野菜 必要量
・食事 バランス

※このようなキーワードで対策する場合は、栄養士などの専門家の意見が必要です。

しかし、下記のキャプチャーをご覧ください。

◆Googleで野菜不足と検索

これらのキーワードを商品ページでSEO施策をするのは困難です。なぜなら商品ページで訴求すべきは「商品名」や「カテゴリー名」であるため「お悩みキーワード」でSEOで上位になることはありえません。もし、野菜不足」などのキーワードでSEO上位を狙うのであれば、商品名やカテゴリー名ではなく「野菜不足」について書いたブログやコラムのお役立ち記事がなければなりません。

しかし、当然ながら「野菜不足」というのは商品名ではなく、ユーザーの「お悩み」ですから、野菜不足について書くのは商品ページではなく、ブログ記事形式こそが最適なのです。

Googleで「野菜不足」と検索した場合に、SEO上位で表示されるのはブログ形式の記事が多いことがわかるはずです。このことからも、ECサイトでの集客にはブログ形式の記事の方が向いていると言えるのです。

理由③商品ページでSEOを行うと、文字数が増えるため注文数が減る

商品ページでSEO対策をすべきではない理由があります。なぜなら商品ページでSEO対策に注力すると、SEO順位が上がったとしても、注文数が減る場合が存在するからです。

なぜなら、ECサイトにおいて、最も利益を生み出すユーザーとは「リピーター」です。そしてリピーターはSEO経由(Googleからの検索経由)ではなく、ECサイトにダイレクトにやってきます。

もし、その時にSEOを意識した、文書の長いページがあった場合、リピーターはどのように思うでしょうか?

リピーター心理「同じ商品を買うだけなのに文字が多くて見にくいサイトだな、買うのやめようかな?」

つまり、商品ページをSEOに注力させたあまり、ECサイトとしてのユーザービリティが非常に悪くなっているのです。ECサイトにおいて商品ページの役割とは「ユーザーにスムーズに商品を注文してもらうこと」であり、決してSEO施策のためではないのです。

ECサイトにおける正しいSEO戦略とは?

まず、下記の図をご覧ください。

ECサイトのSEO施策を行うために、上記のように「商品ページ」と「ブログ」を明確に分けるべきなのです。ブログ記事で集客したユーザーを、商品ページに送客するのが、ECサイトにおいて正しいSEO戦略となるのです。

そして、ブログ記事でSEO上位を達成したら、その記事で訴求するべき商品ページへのリンクを下記のように貼り付けて、商品ページへの送客を行います。

ECサイトは集客はブログで行い、商品ページで注文するという役割を分けるべきなのです。

・商品ページの役割は「CVR(コンバージョンレシオ)の向上」
・ブログ記事の役割は「SEO対策による集客」

このような理由から、筆者は商品ページでSEOを狙わない方が無難だと考えているのです。

中小のECサイトがテクニカルSEOに注力するのは効果が見えない

テクニカルSEOとは、下記のようにサイトの構造やページの表示速度を改善することでSEOの順位を高めることです。つまりは、Googleのクローラーがサイト構造を理解しやすいようにすることが目的の施策と言えます。

◆テクニカルSEOの例

✓画像の圧縮によるページ速度の改善
✓ディレクトリー構造を最適化する
✓パンくずリストの追加
✓TOPページから3クリック以内で全てのページに辿り着ける
✓重複コンテンツを避ける

しかし、これらのテクニカルSEOに中小の会社が注力しても、カテゴリー名(※青汁、USB扇風機などの)のSEOにおいて大手のECサイトに検索順位勝つことは困難です。なぜならテクニカルSEOは大手も実施しており、それ以上にドメインの強さが違います。

ですから、ECサイトに対してテクニカルSEOをやっているだけでは、SEOは改善しにくいのが現状です。ECサイトではありませんが、私も前職、大手英会話スクールに所属しておりましたが、テクニカルSEOだけでは、競合に勝つことは難しく、ブログ施策を実施するにいたった経緯があります。

ECサイトで、特に中小企業が、SEOを実施する場合は、ブログ形式で「お悩みキーワード」を探して、SEOを実施するのが最も勝率の高いSEO戦略と言えます。

お悩みキーワードの探す!3つの無料ツール

お悩みキーワードの探し方は非常に簡単です。無料のツールがいくつかありますが、本日は代表的な3つのツールを紹介します。

ツール①ラッコキーワード

ラッコキーワード

ラッコキーワード

ラッコキーワードであれば、無料でログイン無しで使えるツールで、特徴は下記の2つです。

✓とにかく多くのキーワードを抽出してくれる
✓月間平均検索数が出てこない

便利ですが検索数が出てこないので、検索数の大きいキーワードを探したいときなどは不便です。

ツール②Uberサジェスト

Ubersuggest

Uberサジェストは、無料で使えて、しかもキーワードと月間平均検索数まで表示してくれます。特徴は以下の通り出す。

✓関連キーワードと月間平均検索数が出る
✓無料プランには回数制限あり
✓関連キーワードで表示されるキーワードが多くはない

筆者も便利で有料プランに加入しております。しかし、ミエルカなどのツールと比べると安いのですが、キーワードがあまり出てこない印象もあります。

ツール③Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナー

キーワードツールとしては最も有名なものです。特徴は以下のとおりです。

✓Googleが提供しているデータだから最も信用性がある
✓Google広告を使っていないと具体的な検索数がわからない

昔は、完全無料で使えるツールでしたが、昨今は、Google広告を使わないと機能を100%使えなくなってしまいました。毎月100円程度でも良いのでGoogle広告を出稿すれば使えます。

ECサイトでのブログの設置をする3つの方法

では、ECサイトにどのようにブログを設置すればよいのでしょうか?3つの方法を解説いたします。

方法①ECシステムにある「ブログ機能」「フリーページ」「ニュース投稿」などの機能を使う

◆メリット

・すぐに始められる。カンタン
・カンタンにブログが設置できる

◆デメリット

・ブログのデザインの自由度に制限がある
・ブログのカスタマイズ(機能追加)ができない

ECサイトでブログを行う場合、最もカンタンな方法は、ECシステムに最初から実装されてるブログ機能を使うことです。ブログ機能はECシステムによって名前が違いますが

・ブログ機能
・フリーページ
・ニュース投稿

などの機能名であることが多く、これらの機能を使ってブログを開始します。メリットはECシステムにもともとある機能を使って、ブログを設置するので、ECサイトを使っている担当者ならすぐにブログを開始することができます。

しかし、一方で、ECシステムとは、商品を販売するのためのシステムであり、ブログ機能が貧弱であることが多く、ブログの標準CMSであるWordPressに大きく劣ります。

また、昨今のSEOの要素として、サイトの「見やすさ、ユーザービリティ」というのは大きな要素を占めるため、ECサイト標準機能のブログでは、デザイン面や機能面で不安を残すことになります。

方法②WordPressとECシステムを連携させて、ECサイトと同じドメインでWordPressでブログを設置させる

◆メリット

・SEOで最も実績のあるWordPressを利用できる
・デザイン変更やカスタマイズがカンタンで自由度が高い

◆デメリット

・追加費用がかかる(有料であることが多い)

例えば、

・MakeShop
・カラーミー
・futureshop
・ショップサーブ

などのネットショップで有名ASPサービスであれば、いずれもプラグインや連携機能を使って、WordPressを使うことが可能です。有名ASPサービスには必ずWordPressを使うためのサービスが提供されております。ただし、それらのサービスの多くが有料なので、事前にASPサービスの担当者に相談してみましょう。

もし、これからECサイトでブログを開設したい方はWordPressを聞いたことがないというのであれば、先に下記の記事をご覧ください。

参考記事:担当者が知るべきWordPressのSEO事例とメリット

WordPressはSEOやコンテンツマーケティングにおいては、国内・世界で最も実績のあるプラットフォームであり、ECサイトに限らず、ブログ形式でSEOを行うには、絶対に導入すべきCMSなのです。

なぜなら、WordPressを使えば「デザイン」においては、無数のデザインテンプレートから選ぶことができ、それらはカスタマイズも可能です。

そして、ブログで実現させたい機能は、プラグインが無料で提供されており、ブログで実現したい機能をカンタンに担当者が実装することが可能であり、自由度が高く、費用が安い(無料の場合がほとんど)のも特徴です。

私も、いくつものブログでSEOを成功させてきましたが、そのほとんどがWordPressを使ったものです。そしてSEOというのは、やってみないとわからない世界でもあるため、担当者としては成功確率を高めるために、なるべく実績のあるプラットフォームを利用したいというのが心情でしょう。

「リバースプロキシ」を使えば、どんなECシステムでもWordPressが使うことができる!

もし、利用しているECシステムがWordPressに対応してなくても、ECサイトを設置しているサーバー(レンタルを含む)が自社サーバーであれば、「リバースプロキシ」という技術を使うことで、ECサイトと同じドメイン(URL)にWordPressを設置することも可能です。

私は技術者ではなく、その技術を詳しく解説することができません。しかし、リバースプロキシは難しい設定ではなくサーバー管理者ならカンタンにできる設定なので、社内のインフラ担当者に聞いてみましょう。

ブログ設置方法③ECサイトと別ドメインでブログを運営する

◆メリット

・SEOで最も実績のあるWordPressを利用できる
・デザイン変更やカスタマイズがカンタンで自由度が高い
・ECサイトの制限に縛られず、独自にSEO施策が可能

◆デメリット

・SEO対策で成功するまで時間がかかる

もし、ECサイトが「BASE」や「STORES」などの無料ECカートを利用している場合は、サーバーの設定をユーザーで変えることができないので、同じドメインにブログを設置するのは不可能です。※ニュース投稿の機能は存在します。そのため、このようなECシステムの場合は外部にブログを設置する必要があります。

ECサイトの外部のサーバーにブログを設置するために、ECサイトとは独立しておりWordPressを使うなど、SEO対策のためのカスタマイズ自由度は高くなりますが、ECサイトのドメインパワーを利用できないため、SEOで順位を上げるのは非常に時間がかかります。

下記は、目安として聞いてほしいのです。

◆運営歴が5年以上のECサイトや公式サイトでのSEO施策にかかる時間

・一ヶ月~三ヶ月程度

◆新しい別のドメインでのSEO施策にかかる時間

・半年~1年以上

あくまで、SEOを生業としてきた筆者の体感ではありますが、新規のドメインでSEO対策を行うとこれくらい時間がかかります。そのためECサイトがある場合は、SEOの上位表示に有利なECサイト配下でブログを運営するのが最も良い方法なのです。

なぜなら、ECサイトの運営歴史があればGoogleに認知されているために、検索順位もつきやすいのです。下記のグラフをご覧ください。

筆者のクライアントの「美容室」ですが、公式サイト配下でブログを立ち上げたので、「理容業界」というキーワードでSEO10位に入るのに三ヶ月しかかかっておりません。

◆2019年10月に公開し、2019年12月にSEO10位以内を達成したグラフ

この美容室の公式サイトでSEO施策を行ったのですが、もともとサイトに運営歴が10年あったために、SEOがわずか3ヶ月でSEO10位になり、半年後には1位を獲得することができたのです。

このため、ECサイトで成功するためには、なるべく

・ECサイトと同じドメインでブログを運営すること
・WordPressを使うこと

の二つが条件となってくるのです。

アメブロやFC2などのブログサービスを使ってはいけない!

この記事を読んでいる方の中には「アメブロ」などのブログサービスを利用しようと考えている方もいると思いますが、SEO対策としては効果を出すのが難しいプラットフォームなので、絶対に利用しない方が良いでしょう。

なぜなら、通常検索結果に、出てくるのは1キーワードあたりに1つのドメインまでです。アメブロやFC2などのブログは、下記のように、すべての人が同じドメイン(URL)を使ってブログを書きます。

◆アメブロのURLの例

https://ameblo.jp/○○○/

◆WordPressのような独自ドメインの例

https://○○○.com/

そのため、例えば「青汁 おすすめ」をアメブロで書こうとしても、6500万ユーザーがいるアメブロのドメインには、すでに青汁について書いたユーザーが無数にいるために、それら無数のユーザーよりも自分の記事が優れていないと、検索結果には表示されません。

つまり、アメブロやFC2などのブログの場合は、独自ドメインと比べて、余計な戦いをしなくてならず、SEO不利なプラットフォームなのです。下記記事に独自ドメインやアメブロなどのブログについて詳しく言及しているので、詳細は下記記事をご覧ください。

参考記事:SEO対策を実行する前に知るべき「独自ドメイン」の優位性

とはいえ、アメブロやFC2などのブログは手軽であるメリットがあるため、もし利用するなら「スタッフブログ」などの、SEOを意識したものでないもに限定して利用すべきでしょう(スタッフブログであってもWordPressを使うことおすすめしますが)。

SEOで上位になるためのブログの書き方

では、ECサイトにブログの設置方法が理解できたところで、どのような記事をかけば良いのでしょうか?この記事ではブログ記事の書き方を詳しく解説しませんが、過去に徹底的に記事の書き方を解説した記事があるので、以下の記事を順番に読んでいただければ大丈夫です。

これらの記事はあらゆるジャンルで「SEO上位」を独占している筆者が書いた記事なので、下記の記事を熟読すれば、本を買ったりする必要は一切ないと断言いたしますので、できればブックマークして、読み返すことができるようにしてください。

◆SEOキーワードの選定の方法について

SEO対策のキーワード選定を行い10万PV以上を目指す!

◆ブログのライティング方法

プロが教えるブログで成果を出す7つのSEOライティング術

初心者がSEOで順位を上げるプロの「見出し」の書き方

上位独占のプロ直伝!SEOのタイトルのつけ方テクニック9選

SEOで最高の成果を出すために必要な文字数と文字数の増やし方

◆ブログのメタタグやディスクリプションの書き方

メタキーワードの設定はSEOの効果はゼロでも設定は必須!

検索結果に表示する!SEOメタディスクリプションの書き方

自社ブログの記事がSEO順位はどれくらい期間がかかるのか?

運営歴が数年以上ある、ECサイトでWordPressでしっかりとしたブログ記事がかけたらという前提ですが、SEOの目安はおおよそ三ヶ月~半年程度です。

残念ではありますが、SEOは短期的施策ではなく、長期的施策となるために結構時間がかかります。また、新規ドメインでブログを開始した場合は、1年以上はかかると見込んでおく必要があります。

具体的なSEO事例などは、下記にまとめてあるので、SEOにかかる期間が気になる方には、非常に参考になる記事です。

参考記事:「順位上がってきた!」と実感する!SEOの効果が出るまで期間は?

WordPressのデメリットは「セキュリティー」

ただし、WordPressは良いことばかりではありません。WordPressは誰でも無料でつかえるオープンソースのソフトウェアであること、そして世界一普及したブログCMSであることから、サイト改ざんなどのリスクが高くなります。なぜならハッカーが常にWordPressの脆弱性を狙っているからです。

筆者もクライアントのWordPressが、乗っ取られて、怪しい投資のサイトに書き換えられてしまったのを実際にみたことがあります。それくらいサイト改ざんや乗っ取りがWordPressで起きているのです。事実、金融系の会社のほとんどではWordPressを使うことはセキュリティーのリスクからNGになっています。

しかし、筆者はWordPressのサイトを複数運営しておりますが、一度もサイト改ざんや乗っ取りをされたことはありません。その秘訣は、絶えずWordPressのバージョンを最新に保っていたこと、そして、サーバーはセキュリティーが高い「エックスサーバー」を使っているからです。

ですから、WordPressを検討されている方は、

✓WordPressやプラグインのバージョンを常に最新にする
✓エックスサーバーのようなセキュリティーが強いサーバーを使う

ということを心掛ければ、そうそうハッキングされることはないはずです。私のクライアントもWordPressがサイト改ざんにあって以降、AWSにサーバーを乗り換えたら、サイト改ざんをされることはなくなりました。

まとめ

ECサイトでSEO施策を行うなら、ブログ形式で行うべきだと解説しました。

しかし、中には

「ブログを始めるには時間がかかる」
「ブログを運営する時間がない!」
「ECサイトの運営だけで精一杯だ!」

という方も多いでしょうし、筆者もそのような方に無理にブログを勧めるのは難しいと思います。そういった方は、読者の力を借りるのも一つの手です。商品のレビューをユーザーに依頼します。しかし、ユーザーはインセンティブがないとなかなかレビューを書いてはくれないので、以下の2つに取り組みましょう。

①商品レビューのためのインセンティブを提供する
②商品レビューの例文を提示する※「良かったです」などの短文の防止のため

SEO施策ができなくても、良質な商品レビューが100件も集まれば、新規ユーザーは必ず自分にあった、口コミを見つけることができますし、その口コミ自体がSEO施策となるからです。

SEO施策は短期的施策ではなく、効果が出るまで時間がかかりますが、SEO上位になることができれば、広告費を使わずに見込み客を自社ECサイトに誘導することができるので、これ以上ないWEBマーケティング施策となるでしょう。

この記事の内容はをYouTubeでも解説しております!

この記事をご覧いただきありがとうございます。この記事は弊社の公式YouTubeチャンネルでも解説しておりますので、実際に筆者の解説を聞きたい方は、下記より動画をご確認ください。もし、動画が良かったらチャンネル登録や高評価もよろしくお願いいたします。

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