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業者に騙されないためにSEO業者が使う7つの施策を徹底解説

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WEB担当者や、経営者ならば、インターネットでの露出を拡大し、問い合わせ数や注文数を増やすために、腕の良いSEO業者、あるいは実績のあるSEO業者を探しているのではないでしょうか?

結論から言えば、SEO業者と呼ばれる企業には、施策を依頼しない方が絶対に良いです。なぜなら、SEO業者の多くは、被リンクや中古ドメインを使って、Googleをハッキングする手法をつかって、検索結果上位にする業者がほとんで、ユーザーの求めるコンテンツを作る業者は、ごくわずかだからです。

しかし、SEO施策は企業の売上を左右する大きな要素です。ユーザーのための正しいSEO施策を行うためにも「SEO業者がよく使う7つの手法」を事前に理解した上で、SEO施策に取り組むべきです。

本日は、多くのキーワードでSEO上位を独占している筆者が、SEO業者について詳しく解説するので、この記事を最後まで読んでいただければ、SEO業者が良く使う手法が極めて危険であることが理解できると思います

SEO業者に毎月高い金額を払っていた企業の末路

まず、SEO業者に被リンクやキーワードを記事上に散りばめる方法によって、主要キーワードに毎月20万円を支払っていた企業の事例を紹介しましょう。下記のグラフをご覧ください。このグラフは金融系の主要キーワードのSEO推移で、もしこのキーワードで1位なら数百万円の売上も可能なキーワードです。

◆主要キーワードのSEO状況

2018年から施策を行い、SEO業者の指示に従い、コンテンツの中にキーワードを散りばめて、さらには被リンク施策を二年間にわたっておこなった筆者のクライアントの事例です。2019年以降は10位内にランクインしましたが、2020年に二度の大幅な下落があり、現在は圏外になっております。

この間、この企業は毎月20万円をSEO業者は支払い続けておりましたが、このように全くの無駄となってしまいました。

さらにこの企業は、他にも複数のキーワードをSEO業者に依頼しておりましたが、全て圏外まで順位を落とす結果となりました。ちなみにこのSEO業者は業界では有名な会社であり「腕が良い」との評判の会社です。

SEO業者が使う7つの手法を解説!

では、SEO業者はどのような手法を使って、SEO順位を上げているのでしょうか?事前にその手法を把握しておくことで、SEO業者を見抜く目、あるいはSEO業者を選別することも可能になるので、SEO業者の手法を理解しておきましょう。

もし、部分的に知りたいのであれば、下記の目次のリンクを利用してください。

◆目次

手法①【内部施策】メタタグ対策(タイトル・ディスクリプション)
手法②【内部施策】ページ内に「対策キーワード」を”ほどほど”に散りばめる
手法③【内部施策】ページ内の画像コンテンツをなるべくHTMLやテキスト文字を使う
手法④【内部施策】重複ページやコンテンツを避ける
手法⑤【内部施策】パンくずリストの設置とパンくずリストにキーワードを含める
手法⑥【内部施策】ホームページのテキストの文字数を増やす
手法⑦【外部施策】被リンクを増やす・中古ドメインを買う・相互リンクを推奨

SEO施策には「内部施策」と「外部施策」の二つがあることを知っておこう!

まず、7つの施策を解説する前に、SEO施策は下記の2つに手法に大別することができます。

①内部施策
②外部施策

①内部施策とは?記事やWEBページ内の改修や、サイト構造の最適化のこと

内部施策とは、SEO対策する記事内やページ内に、意図的に狙ったキーワードを表記することです。そして、Googleのクローラーがサイトを認識しやすいようにWEBサイト(ブログ)をピラミッド構造にしたり、サイトの構造やURLの最適化が含まれます。

②外部施策とは、他のサイトからリンクを貼ったり、中古ドメインでサイトを作ること

外部施策とは、他のサイトやブログから、リンクを貼ってもらうことを指し、この行為こそがSEO業者が最も行う手法となります。なぜなら効果がすさまじく、Googleがリンクを認識すると、一気に順位を上げることが可能だからです。

ドメインを新たに用意するときは、「中古ドメイン」を購入して、そのサイトにSEO施策を施したり、リンク用のサイトにします。本質的には、被リンクの手法と同じで、過去に別の用途で使われていたドメインを使うことで、その当時得ていた、リンクをもらうことができるからです。

つまりSEO業者が行うSEO施策とは、

業者のSEO施策 = 「内部施策されたページに」 + 「被リンクをつける」

という行為なのです。それでは、それを前提にSEO業者が行う7つの施策を順に解説いたします。

手法①【内部施策】メタタグ対策(タイトル・ディスクリプション)

まず、メタタグを設定することで、Googleの下記の検索結果に表示される可能性が高くなります。

◆Googleで「日常英会話」と検索した時

下記の赤字が「タイトル」青字が「ディスクリプション」です。つまりここに表示されるものを設定することがメタタグ対策なのです。

メタタグとは、サイトを作るときのお作法であり、以下の3つがあります。

①タイトル(title)・・32文字が目安
②ディスクリプション(description)・・100文字程度が目安
③キーワード(keyword)

WordPressのSEOプラグインで有名な「All in One SEO」では以下のようなメタタグの入力項目がページ毎に用意されております。下記は弊社のホームページのメタタグ設定画面です。

◆All in One SEOツールによるメタタグ入力画面の例

ここで行うSEO施策とは、SEOで上位を狙っているキーワードを入れることです。それではそれぞれを解説いたします。

①タイトルタグについて

特にタイトルタグに狙っているキーワードを設置することは非常に重要で、タイトルタグにキーワードが入っていないと、検索エンジンが認識できない場合があるからです。

以前、タイトルの書き方については、下記のページに書いてあるので、SEOを意識したタイトルに悩んでいる方は、下記の記事を一読ください。

過去記事:上位独占のプロ直伝!SEOのタイトルのつけ方テクニック9選

②ディスクリプションについて

そして、SEO業者はディスクリプションにも「狙っているキーワード」を入れたりすることが推奨していますが、ディスクリプションの本来の役目とは「そのページが何について書かれているか?」を検索ユーザーに対して説明することです。

ここでは、SEO狙いというよりも、簡潔に「そのページや記事で解説している内容」を100文字程度で説明するべきで、SEOのためにディスクリプションを書くのは本末転倒です。

ただし、タイトルに入れたかったけど、30文字以内という制限があるので、そこに入れることができなかったキーワードなどを含めるというのは筆者も有効であると考えております。

③キーワードについて

12年以上昔は、この「キーワードタグ」に「SEOキーワードを詰め込む」手法がSEOのテクニックの一般的なテクニックだった時期がありました。しかし、世界中のホームページやブログがキーワードを詰め込むので、検索エンジンがSEOを見極める方法としては「不適切」と判断したため、現在はここの値はSEOに関係がないとされています。

しかし、このキーワードタグにキーワードを設定しないのは間違いです。それはSEOのためでなく、サイト管理のために必要なのです。例えば起業でオウンドメディアを運営している場合、年間100記事以上書く企業もあります。

その際、後で「このページは、どういうSEOキーワードのために書かれていたのか?」かサイト管理者がわからなくなることがあるのです。つまりオウンドメディアのキーワード管理の観点で絶対に必要になるので、SEOキーワードはちゃんと設置しましょう。

ただし、その時気を付けなくてはいけないのは設置するキーワードは1つだけです。キーワードタグに複数設置すると、後で管理しにくくなりますし、そもそもSEOで狙うべきキーワードは1記事に1つというのが原則だからです。

手法②【内部施策】ページ内に「対策キーワード」を”ほどほど”に散りばめる

この手法はWEBページにSEOで上位を狙っているキーワードを散りばめる手法です。現在行われているのが、対策しているWEBページ(ブログ記事)の

・ページ上部
・ページ中部
・ページ下部

に、上記のそれぞれ部分に2~3のキーワードを散りばめるテクニックです。これを行うことで、Googleに「このページは○○というキーワードについて書いているもの」と認識させるためのテクニックなのです。

では、なぜキーワードをたくさん入れずに「ほどほど」なのでしょうか?実はここがGoogleのスパム認定を避けるためのテクニックになり、キーワードを詰め込み過ぎるとGoogleからは「不自然」と認識されてしまい、SEOに悪い影響が出てしまうのです。

そのために、Googleにスパム認定されない程度に、ほどよくキーワードを散りばめるやり方なのです。その証拠にSEO業者と契約を結ぶと、内部指示書が送られてきます。その内部指示書には、細かく「ここにキーワードを入れてください」と書いてあります。

この内部施策だけでは、Googleからスパム認定されることはありませんが、この施策はそれを読むユーザーのことを考えてはおらず、Googleのクローラーのことしか考えていないため、世の中の役にたつ施策では全くないのです。

そもそもGoogleはユーザーや世界の役にたつコンテンツをSEO上位にするために、仮にキーワードを散りばめたコンテンツで順位が上げても一時的な結果となるでしょう。

手法③【内部施策】ページ内の画像コンテンツをなるべくHTMLやテキスト文字を使う

この手法は、スパムというわけではないですが、SEO業者からもらう「内部指示書」に必ず書かれている施策なので、解説します。例えば、ページやブログ内に下記のような表があったとしましよう。

◆画像の表の例

例えば、英会話スクールの比較表の例で説明しますが、上記のよう画像のコンテンツがあった場合、下記のようにHTMLのテーブルとテキストで表記することをSEO業者は求めます。

◆HTMLのテーブルとテキストに直す

弊社 他のスクール
1レッスンの時間 40分 25分
レッスンスタイル マンツーマン オンラインレッスン
費用 6,000円 300円
教師の質 ネイティブ ノンネイティブ

こうすることで、Googleのクローラーが表の中を認識しやすくするという狙いがあります。この施策は間違いというわけではありませんが、筆者は好ましいとは思いません。そもそもコンテンツとは誰のために作るものでしょうか?ユーザーであり、Googleではありません。

表の見やすさなどを追求した時は、画像の方が見やすいケースが多いと思います。無理にHTMLにする事で、スマホの幅に収まりきらなかったり、スマホの画面を横にスライドさせたりしないと表を見ることができないケースがあります。

また、昨今のGoogleは画像の意味を読み取るようになってきており、無理に画像をHTMLやテキスト文字にする必要はないと筆者は考えます。下記は筆者の書いているビックキーワードの「スマホ決済」で1位(2020年6月現在)の記事ですが、表は画像を使っており、HTMLテーブルを使用しなくてもSEOに影響はありません。

◆画像の表でもビックキーワードでSEOが1位の事例

参考記事:【2020年版】スマホ決済大手7社比較!今から導入する決済方法は?

もちろんこれだけで、SEOに影響がないというエビデンスとしては全く不足しておりますが、ビックキーワードでも、SEO業者が好まない手法で1位を取得している事例となるので、WEB担当者の参考になるはずです。

ただ、WEBデザイナーがいて、HTMLとCSSでキレイに表が表記できる場合は別です。ここで言いたいのは、画像であろうと、HTMLであろうと、ユーザーにとって見やすいものが大切であるということです。

手法④【内部施策】重複ページやコンテンツを避ける

この手法は、SEO業者というよりも、SEOの基本なのですが、重複ページのことです。例えば、企業のとあるホームページには「法人向け」と「個人向け」にそれぞれの情報があり、そのために同じドメイン配下に同じような内容のページがある場合のことです。

このような重複コンテンツは、下記の4つの方法で回避をします。

◆ホームページ内の重複ページを避ける4つの方法

①片方のページを削除
②片方のページを「noindex」に
③片方のページに「canonicalタグ」をつける
④片方のページの内容や見せ方を変えてしまう

つまり、Google(検索エンジン)から見ると、同じページが複数あると、どのページを評価していいのか、わかりにくいために、ページの評価が下がってしまうのです。Googleの検索エンジンの評価が下がるのを避けるために4つの施策があるのです。

片方のページを削除して、ひとつにしたり、あるいは、片方のページをnoindexにして検索エンジンに読み込ませない方法や、あるいはcanonicalタグ(カノニカルタグ)を設置して、検索エンジンに対して「正しいページはこちらだよ!これではないですよ」と伝えるためのタグをページのheadに埋め込みます。

参考記事:canonicalタグとは?設置方法やよくある間違いも解説!

手法⑤【内部施策】パンくずリストの設置とパンくずリストにキーワードを含める

下記は、英会話スクール大手のベルリッツのページの「ヘッダー部分直下」のキャプチャーです。つまりこれがパンくずリストです。

◆英会話のベルリッツのページに設置されている「パンくずリスト」

画像引用:ベルリッツ公式ページ

「パンくずリストの設置」とは、Google対策というよりはユーザービリティのためにあります。つまり、TOPページから辿って、ユーザーは今、どのカテゴリーのページにいるのか?を一目でわかりやすくするためにあり、ユーザーが一つ上の階層にいくためには、パンくずリストの現在のページよりも上をクリックすれば良いのです。

パンくずリストの設置はSEO施策というよりも、WEBサイトのお作法なのですが、検索エンジンもパンくずをページ評価の一因にしており、検索エンジンが「そのページはどんなカテゴリーに属するか?」をみる要素として使っております。

ですから設置すれば良いというものではなく、「適切に設置」する必要があります。例えば英会話のベルリッツの場合は、フランス語の初級者用コースのカテゴリーも「多言語学習」とするよりも、「フランス語学習」とした方が、ユーザーにも検索エンジンにも理解されやすいのです。

◆良い例

HOME>フランス語学習>フランス語初級者コース

◆悪い例

HOME>多言語学習>フランス語初級者コース

また、SEO業者はこの「パンくず」にキーワードを入れることを求めます。それは下記のようなものです。

◆SEO業者のよくやるパンくずリストにキーワード「英会話」を詰め込む方法

英会話のベルリッツ>フランス語学習>フランス語初級者コース

◆通常のパンくずリスト

HOME>フランス語学習>フランス語初級者コース

検索エンジンが、キーワードを認識する手段として、かつてパンくずリストを使っていたので。それを逆手にとった手法です。現在においてはこの効果は薄く。それよりもユーザーから見て、違和感のないパンくずリストを設置する方が賢明であると筆者は考えます。

また、WordPressなどのCMSを使っていれば、意識しなくてもCMSの機能で「カテゴリー」を設置するだけで、自答的にパンくずリストを設置してくれるので、この点を意識するのはフルスクラッチでホームページを作っているベルリッツのような事業者が対象となります。

手法⑥【内部施策】ホームページのテキストの文字数を増やす

検索エンジンの評価をあげるために、SEO対象ページのページやブログ記事に無理やり文字数を増やすことを指します。例えばよくある手法ですが、公式ページ配下に「○○とは?」というページを作る手法です。

◆ECサイトを事業としている会社

ECサイトとは?

◆青汁のサプリメントを販売している会社

青汁とは?

◆FXトレードの会社

FXとは?

このように公式ページ配下に「○○とは?」というページを行う手法です。この手法は別にブラックな手法というわけではありませんが、完全に検索エンジン対策であり、ユーザーに向けた手法ではありません。そのため公式ページに訪れたユーザーには全く価値を提供しないページであることがほとんどです。

「○○とは?」のページに付加価値があり、SEO検索順位で上位になったとしても、そのページが売上に結び付くとは考えにくく、見せかけのテクニックだと筆者は考えます。

なぜなら公式ページの役割は「CVRの向上」であり、集客したユーザーに「お問い合わせ」や「注文させる」ことが目的なのです。それを忘れて、SEOだけに注力するのは売上が増えないために意味がありません。

このほかにも、文字数を増やしてサイト評価を高めるSEO内部施策が数多く存在しますが、無理して文字数を増やすならば、「そのサービスの多様なニーズ」にフォーカスして

◆多様なニーズにフォーカスして文字数を増やす方法(とあるBtoB事業者の例)

・クレジットカード決済は使えるのか?
・サービス解約方法?契約期間について?
・担当者のプロフィールは?
・失敗することもあるのか?

など、ユーザーがサービスを検討するときに聞きたいことをホームページにまとめるべきです。このように文字数を増やすことこそ、ユーザーファーストなのです。

もし、ブログ記事の文字数などを機にしている方がいれば、私の過去記事をご覧くだしさい。私がライティングしたSEO上位記事の実例をもとに解説しております。

過去記事:SEOで最高の成果を出すために必要な文字数と文字数の増やし方

手法⑦【外部施策】被リンクを増やす・中古ドメインを買う・相互リンクを推奨

被リンクはバックリンクとも呼ばれ、自分のサイトに、他のサイトやブログからリンクを貼る、貼られることを指します。ナチュラルリンクと呼ばれる、自然に貼られた被リンクが増えると、SEO検索順位が一気に上がることがあるため、SEO業者に最も使われる手法となります。

ただし、2012年4月に「ペンギンアップデート」と呼ばれる、Googleのアルゴリズムの変更により、業者が用意した自作自演の被リンクは全く効果がないどころか、Googleにペナルティを課せられて、SEO状況においてかなり不利になることがあります。

つまり、SEO業者が行う被リンク施策は絶対にやってはいけない施策なのです。そのためにもSEO業者が行う3つの被リンク施策を紹介するので、SEO業者に騙されないためにも事前に知っておきましょう。

被リンク施策①SEO業者が複数のPBN(プライベート・ブログ・ネットワーク)を用意し、自作自演のリンクを貼ること

SEO業界では「PBN(ピービーエヌ)」と呼ばれます。プライベートブログネットワークの略のことであり、ひと昔前のSEO業者であれば、自前のレンタルサーバーに大量のブログを所有しており、SEOを依頼する顧客がいれば、その自前のブログから、対象サイトに大量のSEOリンクを貼る手法のことです。

下記をご覧ください。

画像引用先:Private Blog Networks: A Penalty Waiting to Happen or Your Next Best SEO Hack?

しかし、PBNと呼ばれる、自社内のブログネットワークから、被リンクを貼る手法は、Googleが最も嫌う手法の一つです。そのため2012年4月に「ペンギンアップデート」というアップデートを行い、PBNのような意図的なリンクを貼っているサイトに対して、一斉にペナルティを課したのです。

PBNによって意図的にリンクを貼る事が、Googleにバレると、サイトが全く検索結果に出てこなくなることもあるのです。私が過去に所属した企業では、被リンク施策を行っていたため、企業名で検索しても「TOPページ」が出てこないというペナルティを1年半を受けて、売上に大きな悪い影響を与えました。

しかし、それでも2020年現在もPBNによる被リンクを行うSEO業者がいるのは

◆SEO業者が被リンク施策を行う理由

✔未だに被リンクは絶大な効果がある
✔ノウハウがあれば短期間で効果が出せる
✔SEO業者の利益率が高い

SEO業者が行う被リンクは実に巧妙で、下記のようなものがあります

◆被リンクのテクニック

・被リンクを月に2~3本とGoogleにバレないように少しずつ追加
・被リンク先のサイトやブログを偽装し、自然リンクと思わせる
・リンクするアンカーキーワードにバリエーションを持たせる
・被リンク先のサイトの記事カテゴリーを絞る

昔よりも、被リンクの手間こそ増えましたが、未だにこれらの施策がSEO検索結果で上位になることがあるのです。それではなぜ、被リンクが貼られると、検索結果の上位になるのでしょうか?実はGoogleのクローラーはリンクを辿って、あなたのサイトを見つけて、認識するのです。

ですから、Googleのクローラーが自社のサイトに来る頻度が高くなればなるほど、Googleに認識されやすくなり、クローラーが自社サイトに来る頻度を高めるテクニックとして、被リンクを増やす行為があるのです。

しかし、だからと言って、被リンクを貼れば、Googleに発見されてペナルティを加えられる可能性が高く、ペナルティを受けると、今後そのドメインでのSEO施策がかなり難しくなるので、全てを失う可能性があるのです。WEB担当者であればリスクが高すぎて、行うべきではありません。

被リンク施策②SEO業者が中古ドメインを購入して、そのドメインから被リンクを貼る

中古ドメインとは、カンタンに言えば、サイト(ドメイン)所有者が廃業になったり、更新作業を忘れている場合、半年もたつとそのドメインは、中古ドメイン市場に出てきますので、ドメインを誰でも買取ることができます。これが中古ドメインを利用方法です。

以下のようなサイトで、誰でも入札によって中古ドメインを買うことが可能です。

中古ドメイン販売サイト:ドメインオークション

中古ドメインは、かつて多くのナチュラルリンクを貼られているものもあるために、ドメインを取得し、コンテンツを置くことで、新規でドメインを作るよりも、SEO状況が最初から良いドメインを作ることができるのです。

このため、中古ドメインを未だに買い求める企業やアフィリエイターが多くおり、また中古ドメインの中には「数百万円」で取り扱われるドメインもあります。

このドメインでSEO施策を行ったり、被リンク用にして、他のサイトにリンクを貼る行為はSEO業者で良く使われる手法です。

ただし、中古ドメインを利用した手法は、もちろんGoogleは認識しており、それらのサイトもペナルティーを受けております。SEO業者「中古ドメインを利用して~」と言い始めたら、その業者は信頼すべきではありません。

被リンク施策③相互リンクをすすめてくる

相互リンクとは、例えば教育事業の「ベネッセグループ」には、多くの事業や子会社があります。そのグループ内で、相互リンクを行うことで、パワーのある企業ドメインから相互にリンクをもらう施策のことです。SEO業者がコンサルしている会社の多くはSEO業者の指示に従い相互リンクを行っておりました。

かつては大企業であれば、当たり前のように行われていた手法ですが、Googleが被リンクを取り締まるようになった2012年以降は、相互リンクを取りやめる企業が多くなりました。

繰り返し間が、SEO目的のリンクはGoogleからペナルティーの対象となるため、絶対に行うべきではありません。

SEO業者の費用感は並みのキーワードであれば月3~5万円

今では、SEO対策を被リンクで行う業者は非常に少なくなりましたが、まだまだ存在します。SEO業者は初期費用は無料で、完全成果報酬で行うことが多く、筆者の経験だと下記の値段相場となることが多いです。

◆SEO業者の成果報酬の費用相場

月間平均検索数が1000以内のスモールキーワード

10位以内・・・3万円(月額)
3位以内・・・5万円(月額)

月間平均検索数が10,000以上のビックキーワード

10位以内・・10万円(月額)
3位以内・・・30万円(月額)

ただ、昨今SEO業者もビックキーワードで成果を出せないケースが多く、成果報酬であるため成果の出しやすいスモールキーワード以下の施策を行うことが多い印象です。

また、Googleの検索結果も「質」に加えて「サイトの信頼性」を見る傾向にあり、サイトの信頼性が高い大企業でなければ、SEO業者でも成果を出すのは困難な時代になりました。

SEO施策は業者ではなく、企業担当者がみずから行う時代

筆者はSEOの専門家ではありますが、コンサルする事業者には「ご自分でSEO施策」が企画・実行できるようにお手伝いさせていただいております。SEOとは、そもそも「Googleのアルゴリズム」をハッキングする手法ではなく、そのホームページやブログ記事を読んだユーザーのために行うものです。

ですから、本日紹介した、SEO施策を行うのではなく

「どういうコンテンツをユーザーが読みたいのか?」
「今のテキスト文章や図解がわかりずらくないか?」
「読者がこのホームページにまた来たいと思うか?」

などを目安にコンテンツを作るべきで、ユーザーが「この記事を読んで、行動てきた!」ということこそ、真のSEO施策となるのです。

ですからSEO業者に依頼するよりもまずは最初に自社でユーザーに、どんな価値が提供できるかを考えてみるべきなのです。

それでもSEOを依頼するならこの3社にすべき!

もし、それでもSEOの適切なアドバイスをもらうたいというのであれば、下記3社に依頼すべきでしょう。この3社は被リンク対策などを一切行わず、ユーザーのための記事を書くコンテンツを提供している会社だからです。

ここではそれぞれの会社を解説しませんが、SEO施策を考えているなら下記の3社にコンサルやセミナーの参加を検討してはいかがでしょうか?

・株式会社ルーシー

・株式会社才流(サイル)

・ウェブライダー

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